講演No.1504
「エラストマー・ゲル材料の力学特性の解析と制御」
浦山 健治(京工繊大工) 2015年9月8日実施

概要

低弾性率で大変形できるエラストマーやゲルは、そのユニークな力学物性ゆえに他の材料では代替が難しい重要な高分子材料である。本講演ではエラストマーやゲルの大変形挙動の解析および網目構造に基づいた粘弾性の制御について実例を挙げながら説明する。

講演内容

1. ゴム・ゲルの⼒学物性の特徴
2. 網⽬構造の制御による粘弾性の創出
2-1. ダングリング鎖導⼊入によるダンピング特性の創出
2-2. 脱膨潤法による超⾼高伸⻑⾧長性の創出
3. 二軸変形による⼤大変形特性の解析
4. 変形が誘起するゲルの体積変化と力学緩和

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