講演No.1503
「光散乱法を用いた高分子材料の構造・物性解析の基礎」
古川 英光(山形大院理工) 2015年8月25日実施

概要

光散乱法は高分子材料の内部構造を溶液状態で調べることができる強力な手法であり、高分子の分子量測定や微粒子の粒径測定、ゲルの網目サイズ測定など、すぐに現場で活用できる。測定原理の基礎を説明し、分子的なイメージと光散乱の測定量を直感的に結びつける。

講演内容

1. 光散乱で得られる情報
2. 動的光散乱の原理理
3. 緩和時間と⾼高分⼦子の広がり
4. 緩和時間の濃度度依存性、絡み合い網⽬目のサイズ
5. ゲルの網⽬目の構造解析
6. DNゲルの高強度メカニズム ‐ソフト&ウェットな複合材料‐
7. まとめ

※上の画面をクリックするとデモ映像をご覧いただけます。画質を少し落としてあります。