講演No.1905
「未来を拓け! 環境にやさしいバイオプラスチック」
岩田 忠久(東大院農) 2019年10月23日実施

概要

海洋マイクロプラスチック問題など、プラスチックと環境および人類との共存・共栄を様々な観点から考える必要がある。バイオプラスチックとは、石油を原料とせず、再生産可能なバイオマスを出発原料した「バイオマスプラスチック」と環境中で二酸化炭素と水にまで完全に分解される「生分解性プラスチック」の総称である。本講では、バイオプラスチックのこれまでの研究の歴史、最近の研究動向、さらには、今後目指す環境にやさしいプラスチックについて、演者の研究を中心に紹介する。