講演No.1403
「次世代自動車における高分子材料」
草川 紀久(高分子環境情報研) 2014年8月26日実施

概要

環境に優しい自動車として、現在ハイブリッド車やプラグインハイブリッド車、電気自動車が人気を集めています。また産業界では、次世代の究極のエコカーとして燃料電池自動車の開発研究が鋭意進められ、2015年には市販車投入も計画されています。本講演では、次世代自動車に要求される性能とその開発の最前線を紹介し、次世代自動車における高分子材料の果たす役割について考えてみたいと思います。

講演内容

1. はじめに
2. 自動車産業の環境変化と構造変化
3. 日本の自動車産業の現状
4. 政府の次世代自動車戦略2010
5. 次世代自動車における高分子材料の役割
6. 車体の軽量化素材と固体高分子膜電解質
7. 固体高分子形燃料電池とFCV
8. FCVと水素供給インフラ普及のシナリオ
9. おわりに

※上の画面をクリックするとデモ映像をご覧いただけます。画質を少し落としてあります。