会期中の行事

 

ランチョンセミナー

『マテリアルズ・インフォマティクスを活用した高分子材料開発の新時代』
POLYMERIZE合同会社

日時 9月16日(火) 12:00 -13:00
会場 関西大学 千里山キャンパス  第4学舎2号館 3F 2304「M会場」
会費 無料(ただし第74回高分子討論会参加者のみ)
概要 MI を加速させるデータ⽣成の戦略と実践
近年、マテリアルズ・インフォマティクス(MI)の活⽤は、材料開発の効率化・加速を⽬的として急速に進展しています。しかし、MI を効果的に活⽤するためには、⼗分な質と量を備えたデータの確保が⼤きな課題となっています。本発表では、データ不⾜を乗り越えるための具体的な戦略と、弊社Polymerizeが提供するオールインワン型ソリューションの実践例をご紹介します。
MIを活⽤した材料開発では、AIモデルの学習に耐えうる質と量のデータが不可⽋です。しかし現実には、限られた実験回数やコスト、評価装置の制約から、⼗分なデータを取得することが難しい状況が多く⾒られます。こうした状況を打破するために、当社では以下のアプローチを組み合わせたデータ⽣成戦略を提案しています。
講演
概要
(1) 実験による実測データの蓄積
 MI活⽤の基盤となるのは、やはり実験から得られる現実的で信頼性の⾼いデータであるため、今⽇から⾏う実験データを丁寧に管理していくことをお勧めしています。また、Polymerizeのプラットフォームのデータベース機能により、データの標準化と⼀元管理を⽀援しています。
(2)計算・シミュレーションによる仮想データの補完
DFTやMDなどの計算化学⼿法を活⽤した理論値を活⽤することで、データ拡充を図ります。また、半教師あり学習など、データの少なさに対応するML技術も組み合わせています。
(3)原料情報の前処理による密データ化
原料や配合物の構造式から数百種類以上の分⼦記述⼦を抽出します。配合全体の記述⼦に変換することで、スパースな配合データを密な数値表現に変換します。これにより、少ないデータでも⾼精度な予測モデル構築が可能になります。
(4)メタデータの活⽤による汎⽤モデルの構築
物性情報や官能基当量といったメタデータを活⽤することで、スパースな配合データを密な数値表現に変換します。メタデータ分析を活⽤することで、未知の原料に対する予測も可能な汎化性能の⾼いモデルが構築できます。
All-in-One型材料開発⽀援「Polymerize One」
Polymerizeでは、MI プラットフォームに加え、実験設備を持たない企業向けに試作・評価試験受託、MIスペシャリストによる技術⽀援をパッケージ化した「Polymerize One」サービスを展開しています。合成設備を持たないお客様に対しても、短期間で新規ポリマーの設計・試作・性能評価まで実施しております。
MIを活⽤した材料開発において、最⼤のボトルネックはデータ不⾜です。データ⽣成を戦略的に⾏うことで、MIの導⼊・活⽤を加速させることが可能です。

※先着100名にランチボックスをご用意いたします。

申込 会期当日に会場まで直接お越しください。


 

『東レ株式会社の研究・開発について』
東レ株式会社

日時 9月17日(水) 12:00 -13:00
会場 関西大学 千里山キャンパス  第4学舎3号館 4F 3401「D会場」
会費 無料(ただし第74回高分子討論会参加者のみ)
概要 東レ株式会社は1926年、レーヨン糸の生産会社としてスタートしました。創業以来培われてきた「有機合成化学」「高分子化学」「バイオテクノロジー」「ナノテクノロジー」の4つのコア技術をベースに、繊維、フィルム、樹脂、ケミカル、さらには電子情報材料、炭素繊維複合材料、水処理、医薬、医療機器とさまざまな事業分野で先端材料を創出し、事業化を実現しています。
本ランチョンセミナーでは研究開発体制等の概要とともに研究者から実際の研究現場での取り組み、研究に対する考えなどについてご紹介いたします。 

※先着100名にランチボックスをご用意いたします。

申込 会期当日に会場まで直接お越しください。
 

 

第68回高分子若手研究者・学生交流会

日時 9月16日(火)18:40~20:00
会場 関西大学千里山キャンパス チルコロ
会費 2,000円(予定/税込、当日徴収)
申込 関西大学化学生命工学部 奥野陽太
連絡先 y_okuno[at]kansai-u.ac.jp
[at]を@に変えてください
定員 100名
 

 

懇親会

日時 9月17日(水)18:00~19:30
会場 関西大学100周年記念会館 ホール1・2
(大阪府吹田市山手町3丁目3−35)
会費 予約登録10,000円(税込)
当日登録15,000 円(税込)
申込 第74回高分子討論会参加申込時に同時にお申し込みください。
 

 

日韓台ジョイントセッション

日時 9月16日(火)10:00~18:30
会場 関西大学 千里山キャンパス  第4学舎3号館 1F 3101「B会場」
プログラム  2025Japan-Korea-Taiwan_Joint_Session.pdf
 

 

2025年度ダイバーシティ懇談会
―しなやかなキャリアパスを考えよう 研究者と研究者のたまごの交流会―

日時 9月17日(水)12:00~13:00
会場 関西大学 千里山キャンパス  第4学舎3号館 4F 3403
会費 無料(ただし第74回高分子討論会参加者のみ)
※先着40名にお弁当をご用意いたします。
詳細
申込
こちらをご覧ください
 

プラスチックサーキュラーエコノミー国際シンポジウム2025

『プラスチックの持続可能な未来に向けて:知の融合による新展望』  

    主催:高分子学会 サーキュラーエコノミー研究グループ
 共催:環境再生保全機構(ERCA)
日時 9月18日(木) 9:00~15:50
会場 関西大学 千里山キャンパス 
第4学舎3号館 1F 3101
会費 無料(ただし第74回高分子討論会参加者のみ)
概要 従来の大量生産・大量消費・大量廃棄を前提とした一方通行型社会(リニアエコノミー)は、気候変動、資源枯渇、生物多様性の損失など、深刻な社会課題を引き起こしています。これらの課題に対処するため、資源を持続可能に利用しつつ経済合理性も追求する循環経済(サーキュラーエコノミー:CE)への移行が、世界的な急務とされています。中でも、プラスチックは私たちの生活に欠かせない素材でありながら、海洋プラスチック問題に象徴されるように、環境負荷の大きな課題を抱えています。今後、新興国を中心に消費量の増加が見込まれる中、プラスチックの持続可能な利用を実現するには、単なる技術革新だけでなく、リサイクラー、製造業、消費者など、すべてのステークホルダーの意識改革と行動変容が不可欠です。本シンポジウムは、高分子学会の新領域研究グループ「サーキュラーエコノミー研究グループ」と、戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第3期課題「サーキュラーエコノミーシステムの構築」の研究推進法人である環境再生保全機構 (ERCA)が共催し、国内外のアカデミアおよび企業の知見を融合・集結することで、「総合知」の形成を目指します。
プラスチックの循環利用に関する最新の研究成果や実践事例を共有し、議論を通じて新たな展望を切り拓く場として、皆様のご参加を心よりお待ちしております。
プログラム Plastic Circular Economy International Symposium.pdf
申込 高分子討論会に参加登録をされていない方で、本シンポジウムに参加をご希望の方は、下記URLから国際シンポジウムにお申込みの上、高分子討論会の会期中に当日受付で高分子討論会に参加登録をしてください。

高分子討論会参加登録料
  高分子学会 サーキュラーエコノミー研究グループ係
TEL:03-5540-3775
E-mail: kobunshi●spsj.or.jp  
●を"@"におきかえてください。

シンポジウム申込受付中 8/29まで
 

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