概要

第33回ポリマー材料フォーラム

ポリマー材料フォーラムとは

 産学協同を目途とした材料に関する研究発表と交流のためのシンポジウムで、プログラムは招待講演発表とポスター発表で構成されています。
 高分子材料の応用に関する最先端の情報が得られ、他分野のユーザーの方々との交流もできます。

会場

京都市勧業館「みやこめっせ」
(〒606-8343 京都府京都市左京区岡崎成勝寺町9-1

館内案内図(地下1階)
登録受付:ウェルカムホール
招待講演:特別展示場
ポスター:第1展示場
イブニングフォーラム:第1展示場


※イブニングフォーラムは、11月14日(木)17:25~19:00に第1展示場にて開催予定です。
事前登録不要、参加費無料なのでご自由にご参加ください。

趣旨

 社会に大きく影響を及ぼした新型コロナウィルス感染症も5類感染症に引き下げられ以前の日常を取り戻してきてはおりますが、一方ではエネルギーや原材料価格の上昇、円安の進行等の影響が大きく、また海外に目を向けますとウクライナ危機の長期化や中東問題の影響等、内外の社会情勢の見通しはますます不透明な状況となってきております。このような行先不透明な状況に対応し、さらにはより安全・安心・快適で持続的に成長できる社会への変革は喫緊の課題であり、課題解決にあたり私ども高分子に関わる研究開発者の果たすべき役割もますます重要となってきていると考えております。今こそ、高分子に関わる各界関係者がよりベクトルを合わせて、技術イノベーションの創出による社会の変革をリードしていくべき時期ではないでしょうか。 

 本ポリマー材料フォーラムは、産学連携と共同の推進を目途とした材料に関する研究発表と交流のためのシンポジウムです。さらには様々な分野の企業研究開発者や大学・研究機関の方々と高分子材料の応用に関する最先端の情報交換や議論ができる非常に貴重な機会でもあります。

 本年は「変幻自在:PX-ポリマートランスフォーメーション」と題して、従来同様4分野(Aセッション:ライフサイエンス・環境材料、Bセッション:電気・光・情報・エネルギー関連材料、Cセッション:高性能・高機能材料、D:セッション:ポリマー材料の設計・合成・加工・解析)の研究開発動向を32件の招待講演によりレビューいただくとともに、あわせて約200件の研究発表(ポスター発表のみ)を予定しています。招待講演やポスター発表の場を有効にご活用いただき、活発な議論を進めていきましょう。また産学連携の取組推進を期待し大学の研究室紹介や企業からの情報発信ブースを設置すること、またよりリラックスした雰囲気で情報交換や議論ができる場としてイブニングフォーラムの開催も予定しています。多数の皆様に京都岡崎の地へお集まりいただき、変幻自在の高分子による変革や高分子の可能性についてご議論いただきますようお願い致します。

開催方針

  • 研究発表では、メーカー、ユーザー並びに大学、研究機関で活躍している研究者、技術者によるポスターでの発表のみならず、新製品・新技術のPRの場としてサンプル・新製品を展示します。
    必ずしも完成度の高いものだけでなく、実験中に得られた興味深い事象なども気楽に発表できる場とします。
  • 研究発表の中から優秀発表賞を選定し、表彰するとともに会誌「高分子」で紹介します。
    なお、受賞希望申請されたもののみが審査対象となります。

発表の形式と運営

  • プログラムは、招待講演(口頭)・研究発表(ポスター)となります。
    • 11月14日(木)
      招待講演:A・Cセッション
      ポスター発表:B・Dセッション
    • 11月15日(金)
      招待講演:B・Dセッション
      ポスター発表:A・Cセッション
  • 研究発表のポスター掲示時間は420分の予定です。プレゼンテーションタイムはそのうち60分です。
    さらに、発表および討論をより活発にする目的で、コメンテーターが研究発表のブース[1ブース当たり、10分間(説明7分、質疑応答3分)]を順次訪ね、発表者と参加者との交流を促す時間があります。
  • イブニングフォーラムにつきましては、決定次第、掲載いたします。
  • 予稿集はWeb掲載となります。
  • プログラム編成は運営委員会に一任願います。
  • ポスター発表の日程と募集テーマ(各セッション)は固定となっております。
    ご確認の上、お申し込みください。

著作権について

予稿集ならびにWeb投稿された内容(キーワード、概要含)の著作権は高分子学会に帰属します。したがって、本会が必要と認めたときは転載し、また外部からの引用または転載の許可があった場合には、本会において検討の上、許可することとします。詳細は高分子学会著作権規程をご覧ください。

運営委員会

運営委員長・副運営委員長

運営委員長 小林 久人(東洋紡)
副運営委員長 中 建介(京都工芸繊維大学)
  大矢 裕一(関西大学)

 

Aセッション

SO 松井 芳明(花王)
SO 原田 敦史(大阪公立大学)
  桑原 伸太郎(日本ペイント・インダストリアルコーティングス)
  元藤 梓平(三洋化成工業)
  網代 広治(奈良先端科学技術大学院大学)
  藤内 謙光(大阪大学)

Bセッション

SO 中田 昌一(積水化学工業)
SO 大北 英生(京都大学)
  久保 一樹(三菱電機)
  佐々木 令晋(日本触媒)
  梅山 有和(兵庫県立大学)
  田中 一生(京都大学)

Cセッション

SO 宮内 雅彦(カネカ)
SO 山子 茂(京都大学)
  小林 定之(東レ)
  植田 敦子(ユニチカ)
  桂山 悟(住友ベークライト)
  谷口 浩一郎(三菱ケミカル)
  南 秀人(神戸大学)
  山口 浩靖(大阪大学)

Dセッション

SO 保井 淳(日東電工)
SO 金岡 鍾局(滋賀県立大学)
  川部 琢磨(ダイキン工業)
  坂本 英明(ダイセル)
  東大路 卓司(東レ)
  佐藤 絵理子(大阪公立大学)
  中西 英行(京都工芸繊維大学)
  山田 浩二(大阪産業技術研究所)