研究会概要
高分子系で起こる様々な現象や物性を計算機科学技術を駆使して研究するのが、この研究会の主旨である。高分子系で見られる静的構造や動的な現象は、低分子系のそれらに比べ空間スケールや時間スケールの幅が広いことから、それらを研究するために種々の計算手法が用いられる。ミクロスケールから列記すると、量子化学的計算手法、全原子分子動力学法(FAMD)、粗視化分子動力学法(CGMD)、レオロジー・シミュレーション手法、散逸粒子動力学法(DPD)、平均場法、自己無撞着場理論法(SCFT)、そして連続場の有限差分法(FDM)や有限要素法(FEM)などがある。また、物性を推算する定量的構造物性相関法(QSPR法)や、実験(例えば、X線散乱、中性子散乱)から得られる膨大なデータ処理も研究対象となる。最近では、人工知能(AI),マテリアルズインフォーマティクス(MI)、量子コンピュータ等の新しい技術も実用に近づいてきた。 高分子計算機科学研究会が発足した1980年代半ばに比べ、研究環境は大きく変貌した。シミュレーション手法の開発やハードウェアの性能向上が進み、並列計算機による大規模計算が主流となってきた。さらに、AIなどの新しい技術の導入も始まり、実験との融合もより深化している。このような計算機科学技術の急速な進展を速やかに高分子研究に導入するのが、本研究会の重要な使命である。そのために、第一線で活躍中の研究者を講師としてお招きして最新の研究テーマについて情報交換を行う「研究会」、および、初学者向けに計算科学の基礎や最新手法を解説する「講座」を毎年開催している。また、他研究会との合同討論会を開催することにより、関連分野との連携も深めている。高分子研究者が計算機科学技術の習得、最新情報の収集、議論できる場を提供してゆきたい。運営委員長 久保 宏記
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- 運営委員一覧
- 運営委員長
- 久保 宏記(花王株式会社)
運営委員- 鷲津 仁志(副委員長)(兵庫県立大学)
- 岩間 立洋(旭化成株式会社)
- 浦上 直人(山口大学)
- 小沢 拓 (株式会社JSOL)
- 澤田 敏樹(東京科学大学物質理工学院)
- 樹神 弘也(三菱ケミカル株式会社)
- 佐藤 史一(株式会社モルシス)
- 谷口 貴志(京都大学大学院工学研究科)
- 玉井 良則(福井大学)
- 藤原 進 (京都工芸繊維大学)
- 村島 隆浩(東北大学大学院理学研究科)
- 森田 裕史(産業技術総合研究)
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研究会入会案内(下記必ずお読みください)
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- メンバー特典
-
- 研究会の活動内容、開催行事を案内
- 研究会形式の行事に無料で参加可能
- 研究会形式の行事の要旨集を無料で配布
- 講座および討論会形式の行事に割引価格で参加可能
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- 運営会費(年額、消費税込)
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個人メンバー 学生メンバー 法人メンバー 高分子学会会員 3,300円 無料 55,000円 高分子学会非会員 5,500円 2,200円 77,000円
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- 入会方法
- 下記からお申込みの上、運営会費をご送金ください。
※振込手数料は振込人にてご負担いただきますよう、お願いいたします。- 高分子学会会員の方
- 高分子学会と研究会同時入会の方
- 研究会のみ入会の方
- 法人で研究会に入会の方 → WORD PDF
〇送金先
みずほ銀行 銀座通支店 普通 1008986 公益社団法人 高分子学会
※申込年度:4月~翌年3月迄
※請求書ご希望の場合は入会受付通知(メール)からお手続き可能です。法人メンバーはシートの請求書希望にチェックをしてください。
※初年度の運営会費の支払いをもって入会手続き完了となり、翌年度以降は自動更新となります。
※当該年度の運営会費を年度末までにお支払いいただけない場合、研究会メンバー資格を喪失しますのでご注意ください。
●学生会員のみ、年度末で自動退会となります。年度が変わりましたら、改めて申し込みをお願いします。●
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2025年度研究会行事
- 第29回高分子計算機科学研究会講座
日 程:2025年7月15日(火)
会 場:東京科学大学大岡山キャンパス 蔵前会館 ロイアルブルーホール
主 題:高分子材料研究に役立つ機械学習手法の基礎から応用 - 25-1高分子計算機科学研究会
日 程:
会 場:
主 題: - 2025高分子基礎物性研究会・高分子計算機科学研究会 合同討論会
日 程:
会 場:
主 題:
過去行事
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